2012年02月06日

京の味

 
 立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます

 土曜日の朝は特に冷え込み

 気温は−4℃

 それでも私達は

 寒さをちょっと我慢すればいいだけ

 それに比べて

 雪がたくさん降っている地方の方々の

 日々の生活は本当に大変だと思います

 寒さも少し和らいで

 雪が早く止むといいですね



 


 先日、京都の酒販店さんが蔵へいらっしゃいました

 その時お土産に頂いた京都の伝統的なお漬け物


             『すぐき』


 P1040665-2.jpg 


 千枚漬けと共に古くから京都の人達に愛されている京つけものです。

 今から200年ほど前、京都の上賀茂神社付近に住む士族が

 自家用として漬け愛好していたのがはじまりだと言われています。

 味・香りはもちろん、すぐきかぶらはこの地の特産品で

 他の土地ではできないため、名実ともに京の味になっています

 

 こんな説明が書かれたしおりが入っていたのですが

 どこを探しても販売店の名前がありません

 箱の隅々まで調べたら

 蓋の内側にお名前と住所が記されていました

 このすぐきの生産者は、とある一軒の農家さん

 聞いたところによると 

 それは、ごく限られた地元の人達のみぞ知る

 本物の味なのだそうです

 

 発酵食品であるおつけものは

 日本酒にとても良く合います。

 すぐきを口に入れた時の、ほっぺたの内側が

 ギュッとなる感じ

 それがたまらなく好きです

 特に山廃純米との相性抜群で、ぬる燗ならさらに良しです
 
 

P1040669.-2JPG.jpg 

           酒屋八兵衛 山廃純米



 食事の準備中に、すぐきを一切れつまみ食い

 そして一口・二口

 こっそり盗み酒

 

 食卓についてから主人と息子と一緒に
 
 4合瓶を一本飲み

 『ごちそうさま。もうこれ以上飲むなよ』

 いつもの決め台詞を残し部屋を出て行く

 主人と息子の背中を見送ったあと

 猛ダッシュで蔵へお酒を取りに行き

 一升瓶を封切り

 すぐきポリポリ、ぬる燗チビチビ

 ポリポリ・チビチビ

 ポリポリ・チビチビ

 それから数時間後



 『とーこサン、とーこサン』
 
 
 肩を揺すられ目を開けると、そこには

 私を覗き込む母の姿が!!


 風邪をひくといけないから

 こんなところで寝やんとき。。。



 そのやさしい言葉とは裏腹に

 母の顔が

 心なしか引きつっているようにも見え

 

 大丈夫か? 

 そのうち本当に外に出されたりして(苦笑)




 ほとぼりが冷めるまで、

 少しお酒は控えめにしよう。

 



 



posted by とーこ at 20:25| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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